STEP FAMILY
今、11月2日、ホテルで1人でこれを書いている。
「V6 Live tour groove」、復活当選をして、最終日、彼らを見てきた。
V6ファンは11月1日、
10時〜V-Land ヒストリートンネル 公開
12時〜シリアルナンバー登録 (締切:11月16日 23時59分まで)
18時〜ライブ
22時〜V-Land WONDERER公開
24時〜三宅健のラヂオ(生放送)
という鬼のようなスケジュールで、みんな大変だったよね。
わかる、私も。
シリアルナンバーはまだ登録できてないけど。
今日のコンサートでマスク替えなきゃ絶対帰れないぐらい泣いて、でも最後、終わった後みんなずーっと拍手してて、それ聞いてたらなんだか清々しい気持ちになって、コンサート帰りの電車でWONDERER見て、また泣いて、健ラヂで笑えて、明日また生きれるインスタライブの約束まで貰えた。
なんて幸せなんだろうと思う。
でも、やっぱり、やっぱり淋しい。
どれだけ芸能界や世間が変わりつつあっても、今はまだ、退所した人とジャニーズが共演とかするのは難しくて。
剛くんと5人が揃っている所を見ることは、もしかしたら本当に今日が最後かもしれなくて。
そう思うと、やっぱり悲しい。
二度と、V6の「最新作」を、受け取れないんだってことが、悲しいよ。
私はたぶん、「変わっていくもの」が苦手なんです。
ずっとずっと変わらないもの、「永遠」をV6にみていたんだと思う。
V6なら居なくならない
だって、「ここから居なくならないで」って、言ってくれたもんね
だからあなた達は、居なくならないでしょう?
って、思ってたんだと思う。
でもやっぱり、春が来て学年が上がるように、進化し続ける彼らには、「このまま」は違うかったのかなって、今は思う。
「V6は心の中に生き続ける」
「これでさよならじゃない」
分かるけど、言いたいこと、伝えたいことは分かるんだけど、それでもやっぱり、淋しいよ。
剛くんが「間違ってなかった」って言ってくれて、良かったなぁ。
私、ないだろうと分かっていつつも、もしも剛くんに謝られていたら、どうなるか分からんなって思ってた。
自分の決めた道を突き進む剛くんのことを、私は好きになったんだもん。
決めたのなら、あなたがそう決めたのなら、どうか振り返らずに進んでほしいとも思う。
私達は泣きながらでも、あなたが選んだ道を進むのを見て、追いかけていくだけだから。
V6は、謝らなかったね。
自分達の決断に誇りをもって、前に進んでいくと、私達に伝えてくれたね。
でもそれでも、やっぱり淋しいのよ。
悲しいのよ。
もう二度と「特捜9だ!新曲来るぞ〜!」とか「そろそろ2年経つし、コンサート来るか?」とか、そんなんできなくなるんかって思ったら、とにかく悲しい。
彼らの決断に文句を言うつもりはない。
でも、V6は私達が淋しいって悲しいって思ってしまうことを許してくれてるから、しばらくはそれに甘えていこうと思う。
アンコールでV6が肩組んで出てきた時、V6からの最大のファンサだと思った。
絶対そんなこと、ねぇ?しないじゃんか。
それを特別に、私達の為にやってくれたんだなって思ったら、嬉しかった。
坂本くん、あなたがリーダーで良かったって、私達だって思ってる。きっと、伝わってるよね。
一体何を決めたんですか?
いつか教えてね。
長野くん、あなたの言葉で、報われたと思えました。
私達のありがとうはちゃんと伝わってたんだと思えた。
イノッチ、私達を誇らしいと言ってくれた時、ファンとしてこれ以上の賛辞はないって思ったよ。
いつもいっぱいお話してくれてありがとう。たくさんたくさん、気持ちを掬ってくれてありがとう。
剛くん、どうか、どうかずっと幸せで。
どうかずっと笑っていてください。
あなたの進む道をずっと、追いかけていく。
絶対に届かないあなたの背中が、いちばん好きなんです。
思い出さなくていいから、忘れないで。
健ちゃん、大事な11月1日の夜を私達にくれてありがとう。
泣くことを、悲しむことを許してくれたあなたがいることは、私達は本当に幸せなんだと思います。
岡田くん、ずっとV6は進化していると言い続けてくれたから、体現してくれたから、終わる未来に悲しんでばかりではいられないと奮起できた。
あなたしか見れなかったはずの景色を、共有してくれたこと、絶対に忘れない。
あなたの目から見たメンバーを、絶対に忘れない。
V6からたくさんの宝物を貰った。
CDやDVDみたいな「物」はもちろん、喜び、悲しみ、辛さ、誰かを好きになること、他人に「幸せになってくれ」と心の底から願えること、進化し続ける限り、【永遠】はないこと。
どれも素敵で、キラキラしてて。
こんなにたくさんの宝物、どう処理していいのかも、今は分からない。
今寝て、起きた時にどういう気持ちになるのかも、分からない。
なんにも、分からない。
でも、当たり前に明日はやってきて、私達は生きてる限り、歩き続けなきゃいけなくて。
私事だけど、今年母が亡くなった。
今年は本当に、私にとって人生で一番、最悪な年だと思う。
何回も何回も「2020年に戻りたい」って思った。
解散するV6が、よりにもよって「家族」を歌うのか、と。
私には辛すぎて、でも、今日やっと、しっくり来たよ。
「家族」で、あの四角からなんの躊躇いもなく出た剛くん。
退所、ではなく「出る」と言った剛くん。
上手く言葉にはできないけど、しっくりきたの。
ただ、STEPが上がっただけ。
4月がくれば学年が上がるのと同じように。
誰も、ひとところには留まっていれない。
停滞は退行と同じだから。
進化を続ける限り、いつか形は変わって、淋しいこともあるけど、それが進化した証で。
ただ、ステージが上がっただけ。
いつかまた、V6に、会えたらいいなとも思うし、会えない方が彼ららしいとも思う。
Full Circleになり、それぞれの道を行くあなた達にありがとうとさよなら、またいつか、の花束を。
あなた方を好きになったこと、愛せたこと、愛されたこと、ありがとうと大丈夫を貰えたこと。
全てが私の誇りです。
どうかお互い、ずっとずっと、笑っていられますように。